2025-09-19

eckeをエッケと付けたワケ

相模原市淵野辺のコーヒースタンド ecke(エッケ) です。
「eckeってどういう意味ですか?」と店頭でたびたび聞かれますが、
ecke とは英語の corner にあたるドイツ語です。

「角、すみ、街角」などの訳が当てられます。

第二外国語でドイツ語を学び、ドイツに海外ボランティアにも行った、
ドイツかぶれの私が、現在のeckeがある角地の物件を見た際にひらめいたのですが、
実はもう一つ意味がありました。

母方の祖母の名前が「すみ」であり、
祖母への想いも込めたダブルミーニングでした。

…と、ここまでは、
延べ157名に769,539円ものご支援をいただいたeckeのクラウドファンディング
『相模原淵野辺に「あなたもわたしも」ありのままでいられるコーヒースタンドを創りたい』プロジェクト
2022年4月15日付活動報告にて
https://camp-fire.jp/projects/574741/view/activities/371677
開業前から公にしておりました。

しかし、このお話には続きがありました。

そのすみおばあちゃんは、
2022年4月30日、
なんとeckeオープン当日の朝、
何の予告もなく突然天国にお引越しをしました。

オープン前日に祖母の名前で届いた、
開店祝いのとても立派なお花のお礼の電話を、
その日のうちにしなかったことは一生の後悔です。

バタバタしていたら夜になってしまったので、
「明日改めて電話しよう」と思ったら、もう2度と話せなくなってしまいました。

「明日やろうはバカやろう」とは本当によく言ったものです。

eckeとなごやん

eckeでは毎年、4月の周年の時期のノベルティとして、
オリジナル「なごやん」をお配りしています。

「なごやん」とは、
全国的には「超熟」のPasco ブランド でおなじみ
東海的には「天才クイズ」のスポンサーでおなじみ
敷島製パン(本社:名古屋市) が60年以上販売している名古屋銘菓のおまんじゅうです。

このなごやんに、焼印を入れらるサービスがあるのです。

この焼印入りなごやんは、1周年が間近に迫った頃、
たまたま読んでいた名古屋を舞台にした短編ミステリー小説
名古屋駅西喫茶ユトリロ』にて、
喫茶店の70周年のノベルティに使用する、という件で出会いました。

焼印入りなごやんの存在を知った時は
「これしかない」と電撃が走ったようで、
以来、毎年周年のこの時期にお配りしています。

なぜなら、すみおばあちゃんがよく買い置きをしていて、
帰省して顔を出すとお茶菓子に出してくれたのが「なごやん」だったからです。

いつの日か、地元名古屋に移転オープンしたいという想いは開業時からずっと持ち続けています。

でも今は、eckeを必要としてくれ、応援してくれる方がいる限り、
この淵野辺でこのeckeを、もう少し頑張ってみたいと思っています。

祖母もきっと、
「ぎょーさん応援しとらっせるんだでまぁちょっとがんばりゃあ」
と言っている気がします。

そしてその間は、毎年4月に皆さまと(祖母も一緒に)
なごやんを楽しみたいと思います。

そんなことを思い返した、敬老の日の定休日でした。

関連記事