eckeをエッケと付けたワケ

相模原市淵野辺のコーヒースタンド ecke(エッケ) です。
「eckeってどういう意味ですか?」と店頭でたびたび聞かれますが、
ecke とは英語の corner にあたるドイツ語です。
「角、すみ、街角」などの訳が当てられます。
第二外国語でドイツ語を学び、ドイツに海外ボランティアにも行った、
ドイツかぶれの私が、現在のeckeがある角地の物件を見た際にひらめいたのですが、
実はもう一つ意味がありました。
母方の祖母の名前が「すみ」であり、
祖母への想いも込めたダブルミーニングでした。
…と、ここまでは、
延べ157名に769,539円ものご支援をいただいたeckeのクラウドファンディング
『相模原淵野辺に「あなたもわたしも」ありのままでいられるコーヒースタンドを創りたい』プロジェクト
2022年4月15日付活動報告にて
https://camp-fire.jp/projects/574741/view/activities/371677
開業前から公にしておりました。
しかし、このお話には続きがありました。
そのすみおばあちゃんは、
2022年4月30日、
なんとeckeオープン当日の朝、
何の予告もなく突然天国にお引越しをしました。
オープン前日に祖母の名前で届いた、
開店祝いのとても立派なお花のお礼の電話を、
その日のうちにしなかったことは一生の後悔です。
バタバタしていたら夜になってしまったので、
「明日改めて電話しよう」と思ったら、もう2度と話せなくなってしまいました。
「明日やろうはバカやろう」とは本当によく言ったものです。
eckeとなごやん

eckeでは毎年、4月の周年の時期のノベルティとして、
オリジナル「なごやん」をお配りしています。
「なごやん」とは、
全国的には「超熟」のPasco ブランド でおなじみ
東海的には「天才クイズ」のスポンサーでおなじみ
敷島製パン(本社:名古屋市) が60年以上販売している名古屋銘菓のおまんじゅうです。
このなごやんに、焼印を入れらるサービスがあるのです。
この焼印入りなごやんは、1周年が間近に迫った頃、
たまたま読んでいた名古屋を舞台にした短編ミステリー小説
『名古屋駅西喫茶ユトリロ』にて、
喫茶店の70周年のノベルティに使用する、という件で出会いました。
焼印入りなごやんの存在を知った時は
「これしかない」と電撃が走ったようで、
以来、毎年周年のこの時期にお配りしています。
なぜなら、すみおばあちゃんがよく買い置きをしていて、
帰省して顔を出すとお茶菓子に出してくれたのが「なごやん」だったからです。
いつの日か、地元名古屋に移転オープンしたいという想いは開業時からずっと持ち続けています。
でも今は、eckeを必要としてくれ、応援してくれる方がいる限り、
この淵野辺でこのeckeを、もう少し頑張ってみたいと思っています。
祖母もきっと、
「ぎょーさん応援しとらっせるんだでまぁちょっとがんばりゃあ」
と言っている気がします。
そしてその間は、毎年4月に皆さまと(祖母も一緒に)
なごやんを楽しみたいと思います。
そんなことを思い返した、敬老の日の定休日でした。








