
2025年もまもなく終わります。
このブログを7月に開設し、
当初はたとえ短くても中身がなくてもコンスタントに記事を書き、
アウトプットの場として好き放題発信しつつ、
そこからeckeの認知に繋げてご来店やオンラインのご購入が増えたら…
なんて密かに目論んでいたものの、
全然投稿が習慣化できませんでした。
それでもこのブログを知ってくださり、ひっそりお読みいただいた皆様、ありがとうございます。
2025年の締めくくりに、eckeの1年を振り返ってみたいと思います。
1月・2月
年末年始の反動からお財布の紐が固くなり、また寒さもあって一般的に飲食業にとっては厳しいと言われるこの時期、
ご多分に漏れずeckeも我慢の時期でした。
また、フリーランス経理とのパラレルワーク前提で始めたeckeでしたが、
3年目にしてありがたくも少しずつご来店が増えたり、協業のお声かけをいただいたり、
自家焙煎を始めたりと、やること考えることが増えてきたため、
eckeに集中したいと思い、生計の根幹を担っていた業務委託のお仕事を2024年末に卒業しました。
eckeに自分のリソースを集中できるようになったものの、
今度は収入面では全く足らず、このまま貯金を切り崩せば、
計算上eckeは「余命8ヶ月」と自己宣告していました。
3月
eckeで初めてドリップセミナーを開催しました。
eckeで使っているドリッパー SIMPLIFY the Brewer を使ってドリップ体験していただきました。
蒸らし不要、「の」の字不要、一点に一投で誰でも簡単に美味しく淹れられるSIMPLIFY the Brewer。
2026年も2回目を開催できたらと思っています。
また、上半期の大きなトピックとしては、
YouTubeチャンネル『名古屋発 平野裕加里とボビーの見えるラジオ』の収録にお越しいただきました。
名古屋のフリーアナウンサー(そして大学の大先輩!)平野裕加里さんと、
私がラジオっ子になったきっかけでもあった
元名古屋吉本で現在は名古屋市港区でダンススタジオを経営しているボビーさんが、
わざわざ名古屋からお越しくださり、インタビューしていただいたり、
eckeのコーヒーや小倉トーストを召し上がっていただいたり、
eckeをスタジオとして名古屋弁満載のトークを収録していただきました。
4月
前述の通り、余命8ヶ月のeckeの経営構造を見直し、持続可能なeckeにするため、
包み隠さずご説明した上、ほぼ全てのメニューを値上げさせていただきました。
物価高にかこつけた便乗値上げ、と言われても仕方ありません。
お客様が離れたらどうしようかと心配でしたが、
もちろんそのような方もいたかもしれませんが、
それでも、ご理解いただき、引き続きご愛顧、応援いただけるお客様がほとんどだったことには、
とても救われました。
eckeは2025年4月30日におかげさまで丸3年を迎えました。
今年も毎年恒例、名古屋銘菓の「なごやん」にオリジナル焼印を入れてお配りできました。

5月
GWには個人的3周年記念事業として、eckeとしては初の地元名古屋への凱旋出店、
「世界フェアトレードデーなごや コーヒーサミット」に出店しました。

地元の旧友、名古屋のフェアトレード界隈のお仲間、
そして相模原からも応援に駆けつけてくださったお客様まで!
たくさんの方にeckeの自家焙煎コーヒーをお楽しみいただき、
飲み比べなのに美味しくてリピートしたという嬉しいお声も複数いただきました。
移動や出店にかかる経費を考えれば、正直採算は取れていませんが、
それでも間借り営業の卒業以来3年ぶりに、
eckeとして初めて地元でコーヒーを淹れるという念願が叶い、プライスレスな1日でした。

会場の名古屋・栄の前日夕方に大きな虹が。
eckeオープン日に天国にお引越しした祖母が「おかえり」と言ってくれた気がしました。
また、氷入りの冷たいものを普段飲まない(飲めない)私が店主生命をかけて開発した
「フラッペ」シリーズもリリースしました。
ご来店と売上の落ち込む夏のテコ入れメニューであったことは言うまでもありませんが、
思いの外たくさんの方にご愛飲いただけました。
今後も毎年継続したいと思います。

#ウラペチーノ™︎はeckeの未登録商標です
6月
6月は、2つのイベントに出店しました。
1つ目は、美容師さんのアパレルブランド Williams プロデュースの素敵なイベント Stroll Fes。
eckeはコーヒー担当としてお声かけいただき、この日のためにオリジナルのWILLIAMS BLENDも用意しました。

たくさんのお客様にご来店いただき、とってもてんやわんやになりながらも
とてもよい経験をさせていただきました。
そして2つ目は、クリスマスマーケットでもお世話になった、
淵野辺のシェアスペース fuchinobase(フチノベース) 主催の「三角屋根マルクト」。
愉快の出店者さんとワイワイしながら、こちらもたくさんの方にご来場をいただきました。

そして、音声プラットフォーム Voicyにてパーソナリティデビューをしたのも6月末。
本来審査制のVoicyの特例、トップパーソナリティにのみ付与された推薦枠にて、
かねてから大変お世話になっている Ryotaさんにご招待いただきました。
(私はこれを「裏口推薦入学」と呼んでいます。)
基本的には月曜日の週1回ですが、11月からはプレミアム放送も開始し、
放送回数も50回を超え、決して話し上手ではなくても、収録もだいぶ慣れてきました。
eckeを懇意に応援してくださる一部のコアな常連様、遠方の応援者様との絆も深めることができ、
ブログやSNSではお話ししない「ここだけ」なことも包み隠さず話しています。
7月
2024年12月31日に思い立ってサーバー契約&ドメイン取得&テンプレートを購入し、
WordPressを勉強してブログを立ち上げることを2025年の目標にしたものの、
このブログをようやくリリースできたのが7月。
6ヶ月分も経費を垂れ流してしまいました。
元々は、名古屋の人気ブロガーOnimaga(オニマガ)さんのブログをずっと読んでいて、
有料noteも購入して勉強もして、自分も発信活動をしてみよう、
そしてあわよくばeckeの集客への導線としよう、
と思っていたことは冒頭でも触れた通りですが、
同時期に思いがけずVoicyパーソナリティデビューしたこともあり、
結局ブログは後手後手でした。
2026年はこちらも週一は更新したい!そのためには習慣化が必要ですね。
このブログのテンプレートもオニマガさんのMinimal WPを使用しています。
(WordPress初心者にもわかりやすく大変助かっています!)
ちなみにeckeの前身間借り営業の名古屋編のお客様第一号が
オニマガさんファミリーだったのは一生の思い出です。
8月
8月は、お隣のおいも365.さん、お隣のお隣のchocotto happy+さんとの連動企画、
1日限りの特別営業をしました。
eckeはおいも365.さんのおいもを使ったおいもとあんこのフラッペ、
chocotto happy+さんのご飯のお供を使ったトーストをご提供。
こちらも、思いがけずたくさんのご来店をいただきました。

そして、eckeの前身ヤドカリコーヒーことEINSIEDLERKREBS KAFFEE KIOSKの東京編の舞台でもあった
東京・杉並のシェアリングコーヒーショップ「蜃気楼珈琲」の地下本店の閉店に際し、
呼ばれても頼まれてもいないけど、
帰ってきたヤドカリ改めeckeとして凱旋出店をしました。
猛暑の平日ながら、なんと遠方からはるばるきてくださったお客様、
淵野辺からも応援に駆けつけてくださったお客様もいて、
びっくりするとともに、感謝の気持ちでいっぱいでした。
そしてVoicy人気パーソナリティのさわなおさん、澤円さんご夫妻まで蜃気楼珈琲にご降臨する
「富士見ヶ丘の奇跡」も起きました。
9月
遅い夏休みを取り、親知らずを抜きました。
痛かった。大変だった。でもスッキリしました。
しかしまだ片方残っているので、また来年の夏休みに抜こうかと思います。
そして、そんな中夏休みの自由課題として、
ランニングコスト削減のため、オーバースペックだった浄水器を
DIYで本体ごと交換したのですが、
某フリマサイトで買ったカートリッジが不良品で洪水が起きました。

安物買いの銭失いとはこのことか、と悲しかったけど、
よい勉強の機会になり、発信のネタにもなり、
ChatGPT先生にも慰めてもらったし、
アグレッシブに取りに行った結果なのでオーケーとします。

10月
コーヒー業界では10月からが新年度。
暑さもようやくひと段落し、ご注文も次第にホットドリンクが増えてきて、
ここからコーヒーシーズン到来!
と思いきや、実はそれほどご来店が伸びず、少し焦ったりもしていました。
(そして浄水器問題も未解決でした)
しかしながら、夏の間お休みをしていたチーズケーキを再開すると、
待っていてくださったお客様も複数いてくださったり、
クリスマスマーケットの情報解禁をしたり、
2025年のラストスパートに向けての整える期間だったとも言えます。

eckeのチーズケーキ eckäsekuchen(エッケーゼクーヘン)は
クリームチーズ、ギリシャヨーグルト、卵、砂糖のみを使った、
別にドイツ仕込みでもないけれど乳脂肪分と罪悪感少なめのチーズケーキ。
お召し上がりいただいた方にはご好評いただいています。
11月
閉店後の店内にて、初の試み「エッケでボドゲ会」を開催しました。
案内役はボードゲーム好きなeckeのお客様。
初回はドイツかぶれのeckeに合わせて、ボードゲーム大国であるドイツのゲーム2種類をお楽しみいただきました。
2026年に第二回開催の際は、ぜひご参加ください。
次は私も洗い物を翌日に回して参加しようかな。

そしてそして、2025年11月は忘れられない月になりました。
ずっと超えられなかったオープンバブルの2022年5月の記録を更新し、
過去最高の売上高(個人事業における経理帳簿上のecke部門)となりました。
杯数では超えていないし、単価も上げているし、
2022年5月はクラウドファンディングのリターンチケット利用などもあったので
一概に比較はできませんが、
それでもずっと超えられなかった壁を越えたのは本当に嬉しかったし、
3年半諦めずにコツコツ続けてきたことが、少しずつでも実を結んでいることを実感しました。
自家焙煎も少しずつ軌道に乗り、豆販売も増えてきたことも一因です。
コーヒーマニアに選ばれるような有名店ではありませんが、
eckeを応援いただけるお客様に「美味しい」と言ってもらえるコーヒーを
ご提供し続ければ、この先も道は開けるかも、と再確認できました。
12月
そして、昨年に続いて2回目の開催となったクリスマスマーケット。

情報解禁は2ヶ月前でしたが、
妄想、構想は水面下で粛々と進めていました。
元NGO総務経理の血が騒ぎ、
相模原市SDGs連携推進事業補助金の獲得に動いたのは半年も前のことでした。
昨年からのステップアップとしての2日開催(初日は前夜祭)、
たくさんの方のお力添えで無事に終了することができました。
イベント終了後もたくさんの方々がオリジナルマグカップをSNSなどで上げてくださったり、
楽しかったという感想や投稿もたくさん見聞きし、
正直とっても大変だったのですが、やっぱりやってよかったなと思いました。

しかしながら、「来年はマグカップ何色ですか?」のお問い合わせに対しては、
「来年もやるかどうかわかりません!」と
声を大にしてご回答申し上げます。
【Weihnachtsmarkt 2025〜フチノベクリスマスマーケット〜は『令和7年度 相模原市SDGs連携推進事業補助金』による補助事業です】
補助金を精算するまでが補助事業です。後払い精算なのでキャッシュフローがタイヘンです。
まとめ
盛りだくさんで濃厚で、大変なこともあったけど、
喜びも感謝もたくさんあった2025年でした。
そう、余命8ヶ月だったはずのeckeは、12ヶ月持ち堪えたのです!
これは皆様の応援があったからに他なりません。
本当に本当にありがとうございます。
ご縁あってたどり着いた相模原の、
たまたま出会った淵野辺の街角でeckeを開いて3年8ヶ月が経ちました。
引き続き、eckeを必要としてくれて、応援してくださる方がいる限り、
自分にできることを、地道にコツコツと継続していきたいと思います。
2025年もご来店、ご協力、ご支援、誠にありがとうございました!
2026年も淵野辺の街角で、のんびりおっとりお待ちしています。
2025年12月31日
ecke店主 浦野聖
追伸:2025年の年報はVoicyでもお話ししました。
こちらも併せてお楽しみください。





